伊那市の資源

伊那市が保有する多くの資源は、私たちの大切な財産です。
森・水・空気・陽の光…そのすべてのエネルギーを活用し、自然と人とが共存する社会を作り出していきます。

空気の綺麗さ日本一 PM2.5環境基準達成率100%は長野県のみ

人々の健康の保護や生活環境の保全のために、定められている大気の【環境基準】。それぞれの有害大気汚染物質の測定と発表が義務付けられていますが、汚染物質の中でも、粒径が小さく肺の奥深くまで入りやすいPM2.5は、特に健康への影響が懸念されています。
長野県は1年を通じて、国内の中で唯一、PM2.5の環境基準を100%達成しています。(平成24年〜27年 環境省調べ)

長野県のエネルギー自給率 91%

長野県内の「発電設備容量でみるエネルギー自給率」の平成28年度実績は91%。
住宅への太陽光発電の導入や自然エネルギー事業への参画など、森や水などの貴重な資源を守るために地域が主導し自然エネルギーの普及拡大に取り組んでいます。

伊那市域での森林が占める割合 82%以上

伊那市は、3,000メートル級の高山をはじめ、里山や段丘など、豊かな森林に囲まれた特長ある地域です。55,074ヘクタールの森林を有しています。

新築一戸建 住宅の木材率80%以上

伊那市の新築住宅の80%に木材が使用されています。学校などの教育施設や公共施設では、地域産材を積極的に活用する取り組みも進められていますが、一般家庭においても木材を積極的に取り入れている地域色を伺い知ることができます。
(長野県建設部建築住宅課 住宅関係統計調査より)

薪ストーブの導入 日本一

伊那市における新築住宅の2割程度が薪ストーブを設置しているといわれ、薪ストーブの導入率は、全国に比べて多く、日本一ではないかともいわれています。(東京大学大学院修士論文(原島、2013)より)

伊那市の森林を未来に向けて活用する

古くから森や林とともに歩んできた伊那市には、豊富な森林資源があります。
伊那に住まうすべての人たちが、森林とともに豊かな暮らしを育めるよう、伊那市では、50年の森林ビジョンを着実に実行していきます。

天然カラマツ・伊那マツ 日本のカラマツの天然林の分布は極めて狭く、伊那市は数少ない天然カラマツの生育地となっています。また、里山の原風景として象徴的なアカマツ林が多く、伊那マツブランドとして古くから重宝されています。
マツタケ 長野県はマツタケの生産量が全国1位です。そのなかでも伊那市は有数のマツタケ生産地となっています。
環境教育のフィールド 市内の小中学校をはじめ、東京都の小学生や高校生など、様々な環境教育が伊那市の森林を利用して実施されています。この地域の誇る豊かな環境だからこそできる教育です。
環境保全のフィールド 友好都市提携を結んでいる新宿区は、伊那市鹿嶺高原とますみヶ丘平地林において、区内の二酸化炭素排出量を森林整備によって相殺するカーボンオフセットを展開しています。
木質バイオマス先進地 低炭素社会の実現に向けて、公共施設の二酸化炭素排出抑制に取り組んでいます。化石燃料からカーボンニュートラルである木質バイオマスへの転換を行っています。市内公立保育園全19園のうち8園がペレットを導入していて、今後全園がペレットによる熱供給を行っていきます。

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